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『六ヶ所村ラプソディー』東日本サミット 盛岡宣言

  • 2009-02-13 (金) 1:08

2009年2月8日
 ドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』は、日本各地でそれぞれに生
きてきた人々を、核燃料再処理工場という「一点」で結びつけた。海、空、大地
などの自然や環境、食、健康、子ども、私たちを含む生態系、未来に引き継ぐす
べてのいのちを守りたいと願う素朴な私たちの心を揺さぶった。そして、エネル
ギーや経済政策の名の下に進められる国策という何か大きなカタマリの根底に、
六ヶ所村に住む人々の生活と、それとは無関係だと思って生きていた人々とのつ
ながりを浮かび上がらせ、一挙に私たちを目覚めさせた。
ムリヤリ押し付けられる国家プロジェクトと放射能への不安に、何をしてよいの
か分からず、目の前のできることから始めた個々人のアクションは、「STOP再処
理!LOVE六ヶ所!」「海に空に放射能を捨てないで!」というムーブメントと
なって日本全国へと広がり、さまざまな企画とネットワークを生み出した。それ
ぞれの行動は、あるときは思いがけない成果を生み、あるときは苦渋をなめ、紆
余曲折しながら、いつしか実際に止めることができる具体的アクション・プラン
を求める大きな潮流となった。
 無名な一人ひとりの自主的参加による市民サミットは、ユーモアとウィット、
斬新なアイデア、それぞれの持ち味や経験を生かした提案が集まり、真剣な議論
を通じて、4つのアクション・プランを決定した。
 本サミットは、日本の新しい政策提言の形、主体的な自治的市民の提言とし
て、私たち自身の手で未来を作り上げていく、新しい民主主義の姿かもしれな
い。私たちの生活のことは私たちが議論し、決定し、責任を持って行動する。あ
たりまえのことをあたりまえに行うことの大切さと責任の重さを自覚し、皆の総
意で確認する。
一、「グリーンエネルギー政策大綱(仮称)の策定」
 原子力発電からグリーンエネルギーへの転換に向けた具体的提言を創り上げ、
環境への負荷が少ない持続可能な社会をめざすことを政府に求め、また広く市民
に伝える。
一、『全国署名「高レベル廃液を絶対に環境へ放出させないことを求める」に取
り組む』
 署名活動を通じ、再処理工場の高レベル廃液による深刻かつ甚大な環境汚染の
緊急性を 広報し、早急に再処理工場の凍結を要望する多くの国民の声を政府に
届ける。
一、「再処理データバンクづくり」
 再処理を止めるため、科学的知識・政治的戦略・経済的効率の試算・そして皆
の活動実績などあらゆるデータを蓄積し、活動に生かせるノウハウを共有して、
バンクによる自立した活動を作る。
一、「みんなでできるキャンペーン」
 身の回りで誰でも賛同できる草の根運動から国の政策転換を求める運動まで含
め、広く全国各地に呼び掛け、躍動する。あなたのパッションと行動が全てだ。
 これら4つのアクション・プランは再処理工場を止めるための六ラプ市民サ
ミット・プログラムとする。そして、相互に連携しながら、具体的かつ効果的に
進めていくために、六ラプ市民サミットネットワークを作る。

 未来は、今の私たちの選択にかかっている。
これから始まる私たちのドキュメンタリー。
私たちは、ここに宣言する。

目的は一つ、道を作ろう。

参加者一同

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