3.16仙台集会 参加者の感想と報告
2008年04月11日 on 5:13 pm | In イベント報告 |3.16仙台集会について、参加した方の感想と報告を、本人の許可を得てこちらに転載します。Nさん、丁寧な報告と感想、ありがとうございました。
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3月16日仙台でのイベント「海に空に放射能を捨てないで!—STOP!再処理本格稼働—」に参加してきました。
とてもよい、心にしっかり残るイベントでした。
私個人の印象ですが、このイベントを通して参加者の心の中には、何か種が撒かれたように思います。みんながそれを持ち帰って、これからその種を育てていくに違いない、そんな予感がしています。
イベントはまず、「六ヶ所村通信No.4」で幕開け。
六ヶ所村ラプソディー公開後どのような動きが起こっているのか、ということが追われています。カメラは客観的なスタンスをとりながら、ひとりひとりの行動のうちにある強い思い(願い)が浮き彫りにされていて、行動として形になったものと、まだ行動として表面に現れていない心のうねりのようなものが同時に映し出されています。このうねりはこれからどうなっていくのだろう?、という観客の気持ちは、映画の終了後も観客の心の中で映画の「つづき」を作り続けるように感じました。
映画の中の人々の強い思い・行動をひきついで、さあそれを糧に次は自分はどう行動しようか、そんなエネルギーをくれる映画でした☆
次は永田文夫さん(三陸の海を放射能から守る会世話人)と鈴木真奈美さん(「核大国化する日本」などの著書のあるジャーナリスト)の対談。
永田さんは緻密な分析で反対派の理論的な根拠を固めてこられた論理派。鈴木真奈美さんは語り出すと熱意がどっと押し寄せてくるような情熱的な方でした。お二人とも、何も知らない方もいらしているだろうという配慮で話してくださったのがとても良かったです。
放射能の寿命としてはよく半減期がいわれますが、「寿命」は半減期の10倍の年月だということ、空に放出されるクリプトンは他の元素と結びつきにくい「稀ガス」なので外部被ばくの可能性が高いのに対し、海に放出される放射性の水素であるトリチウムは放射性の水や放射性の水蒸気となり魚や野菜にとりこまれ、体に長くとどまる有機トリチウムとなって内部被ばくをおこす可能性が高いことなどを始めて知りました。
対談の次はパネルトーク。東北各地から5人のゲストが参加してくださいました。
六ヶ所村ラプソディーでみなさん御存知の苫米地さん、サーファーの方や漁協の方、議員さんや子供の教育を通して活動をはじめた主婦の方など。違った立場から再処理工場の問題やご自身の気持ちを話してくださったなかで、どの方にも共通していたのは自分の考えをごまかさずにはっきり言う、ということです。東京にいてさえも、なかなか自分の考えを伝えるのは難しいなと思ってしまいますが、東北の方々が反対の声をあげるのは、人間関係や仕事などのしがらみの中、本当に大変なことなのだと思います。それを乗り越えて、どうしても反対と言わざるを得ない気持ちを抱えた方々のお話は、重みがあり心に沁みました。そしてその方々の勇気に心に灯がともされるような気がしました。
岩手県内の請願運動の報告があり(反対運動に政治的な道筋がつけられている動きとして画期的!)、青森県知事に本格操業の安全協定を締結しないことを求める集会決議が盛大な拍手で採択されました。
会場の雰囲気がどんどん高揚していく中で、最後は1時間半のウォーク。
手に手に手作りの布メッセージ、ジャンベ、手作りマラカス、サーファーはサーフボードを持ち、400名ほどがカラフルにつらなりました。
集会でみんなが希望を感じたのだと思います。とても楽しい、希望に満ちたウォークでした。通行人が飛び入り参加したり、リズムに合わせて踊っている若者がいたり、通行人が手を振ってくれたり、アーケードの商店街を通った時には、人垣ができて、みな立ち止まって楽しそうに見ていました。恥ずかしいという気持ちはなく、ただ自分が自分の思ったことをいえるということにシンプルな安堵と喜びを感じました。
最終地点の公園では、ライブが始まり、辺りが暗くなるのに合わせてCandle JUNEさんのキャンドルが灯されました。公園には、このイベントのために巨大なティピと竹ドームが建てられていてとてもいい雰囲気だったのですが、キャンドルはその竹ドームの中に灯されました。
竹ドームにはみんなの思いのつまった布メッセージが貼られて、それはそれは、きれいでした。
(布メッセージには、キルトあり、刺繍あり、絵画あり。。みんなどれだけの時間をかけたのだろう。。。)
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